『不可能を可能にする仕事』
そもそも発明とは、簡単に言うと
「今まで『できなかった事』を、『できる』ようにする。」
という事です。
「昨日できなかったことが、今日できるようになる。」
誰しも『出来なかった事』が『出来るようになった』という
経験はあるのではないでしょうか?
これは、人間の大きな喜びの一つであり、
だれもが経験した事のあることですね。
発明という仕事は、この経験を、個人ではなく、社会で行う事と言い換える事も出来ます。
「今まで誰もできなかった事を、できる『しくみ』をつくる。」
これが発明の楽しさです。
日常生活では『できる事」』『できない事』の
2つに分けてしまう事も多いかもしれませんが、
発明の仕事においては、その分け方では、十分ではありません。
その間に『可能性』という部分を取り入れて、
その領域をなるべく大きくし、
実際に『実現できる能力』を高めるのが、
発明を仕事にするために重要な考え方です。
ではここでいう『可能性』の領域とは何か?
一見して『できない事』は、
正しくは、自分、またはその周りの人や環境では
『できないと思われているモノゴト』つまり
『できる方法を知らない事』と、置き換えることができます。
それを「本当に現時点では出来ない」のか?
は疑う余地がありますよね?
本当は、他の人、他の地域、他の業界では、出来るのかもしれません。
でも、全世界の情報を調べ上げるのは現実的ではないです。
時間や人手がかかりすぎてますし、
調べている間にも新しい技術もできていくかもしれません。
ある程度調べることも大事ですが、それ以上に、
ある程度の知識を『事前に』『常に』仕入れておく事で
「物理法則的に、これはこうだな。」とか
「あー数年前に、あの技術が開発中だったな、とすると今は、。」等、
だいたいの予想はつくようになります。
そうやっていくと、『できないと思われていたモノゴト』は
『出来るかもしれないモノゴト』と
『現時点で本当にできないだろうモノゴト』の
領域に緩やかに分かれていきます。
これを『不可能を可能性に切り崩す』作業と、
ここでは意義していく事にしましょう。
結論
この『不可能を可能性に切り崩す』こと
そして『実現していく』ことが、
発明の仕事の重要な要素です。
⭐️お読みいただきありがとうございます!⭐️